マレーシアVISAなし入国② 手順後半〜PCR検査まで

前回の続きです。

My Travel Passの承認が下り、渡航許可証を無事取得できたら、ひとまず安心して大丈夫だと思います。

確実にコロナ陰性になるべく、外出を控えながら準備していきました。

今回は「渡航までにするべきこと」について書きます。

※記載情報は私が経験した2021年5月時点の情報です。その都度状況が変わっている可能性があるので、あくまで参考程度に留めていただき、必ず大使館や公的機関の最新情報をご自身で確認してください。

マレーシアVISAなし入国〈申請の手順〉

(2) 飛行機を予約する。

当然ですが、飛行機の予約をします。

コロナ禍なので満席になることはないと思いますが、各社減便している可能性があるので、早めに便をチェックしておくと良いと思います。

渡航許可証の有効期限は90日間ありますが、予告なく飛行機がキャンセル・変更されてしまうこともたまにあるので、90日後ギリギリではなく、少し余裕を持って渡航日を決めると安心かと思います。

ちなみに、私は成田空港発のJAL便を利用し、たまっていたマイルでチケットを購入。

1度家庭の事情で予約した便を変更する必要がでてしまったのですが、今はコロナ対応ということで、取消手数料はかからず払戻手数料のみ(私の場合3100円)で、マイルも全部返還され、痛手なく再購入することができ大変助かりました。（JALは現状は6月末までこの対応をすると発表しています）

(3) 隔離ホテルを予約する。

出国前にMy Safe Travelというサイトを通じて隔離ホテル予約＆支払いを済ませます。

支払いまで済んでいないと入国できません。

出国ギリギリでも大丈夫だと思いますが、早めに済ませた方がホテルや部屋を選べる範囲が多そうだったので、便さえ決まっていれば早めにするのが賢明かと思います。

①まず、My Safe Travel（https://safetravel.myeg.com.my/）に新規登録をします。

携帯番号で認証番号を取得する過程があるので、SMSを受け取れる携帯番号が必要になります。

②登録が済んだら、トップ画面から必要情報を入力していきます。

※当時のデータ記録がないので、やや省略しながら書きます。すみません。

〈最初のページ〉

「渡航手段」：Air を選択

「到着地空港名」：到着する空港名を選択

「宿泊人数」：1人なら1pax、ご家族とお2人なら2pax

「到着日」：便のマレーシア到着日を選択

 〈次ページ〉

渡航便や個人情報を記入します。

現時点（2021年6月17日）の隔離期間は、Nationarity（JAPAN）を選ぶと自動的に「14日間」で表示されるはずです。

全て記入をして、最下部の「SUBMIT」をクリックします。

③ホテルを選びます。

※この辺りの記憶が少し曖昧です…多分こんな感じでした。

ホテルは〈Basic〉〈Premium〉〈Luxury〉からグレードが選べました。

私は〈Premium〉を選び、とても快適な隔離生活2週間を送ることができました。

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〈Basic〉

価格は一番安いですが、ガチャ形式になるようですので、どんなホテルに当たるかは運次第です。

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〈Premium〉

多少金額は上がりますが、4つ星ホテルも多数あり、部屋の種類（ツイン、ダブルなど）、ベッドのサイズ、バスタブ付きがいいなど、写真を見ながら自分でホテルを選ぶことができました。さらにマクドナルド、KFC、ドミノピザなどの充実したデリバリーサービスもフロントを通じてオーダーできるので、結構楽しく過ごせます。

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〈Luxury〉

プレミアム以上に金額が高く、5つ星ホテルを含むリストから選べます。これを選んだ方の話をあまり見かけたことがないので情報がないです。

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④オンラインで支払い手続きをします。

完了するとメールで支払い完了通知が届きます。

この時に添付されてくるコンファメーション資料（↓3枚綴り）は、必ず印刷してください。

マレーシア到着時、この書類は何度も提示を求められます。 

以上で、隔離ホテル手配＆支払いは完了です。

ちなみに、私の場合プレミアムコースの支払い金額はざっとこのくらいでした↓

宿泊費用：1泊275リンギット（約7,500円）×14泊 （約104,000円）

オペレーションコスト：2,600リンギット（約70,200円）

PCR検査費用：250リンギット（約6,750円）※隔離10日目に検査あり

空港〜ホテル移動費：250リンギット（約6,750円） ※専用車でお迎えあり

TOTAL：6,950リンギット（約18万円）

オペレーションコストは、外国人入国者にだけ負荷されている入国・隔離関連の雑費のようです。

ちょっとこれが高いですね・・・。

(4) My Sejahteraをダウンロード＆事前登録しておく。

マレーシアのコロナ感染防止対策アプリMy Sejahteraを、日本を出る前にダンロード＆事前情報を登録しておきます。

Androidの方はコチラ

iphoneの方はコチラ

日本でいう接触確認アプリCOCOAと同じかと思いますが、

マレーシアでは今現在、どこにいくにもこのMy Sejahteraの提示が必要となりますので、とっても重要なやつです。

こちらもまず初めに登録が必要です。

SMSが受け取れる番号を入力するか、Regiterボタンの下にある"I would like to use email to register"を選ぶとメールアドレスでも登録出来ます。私はアドレスで登録しました。

あくまで最初の登録用に6文字のワンタイムパスワードが届くためのものなので、その後なにか連絡がきたりは今のところしていません。 

登録さえ完了してしまえば、日本ではそのまま何もしなくてOKです。

マレーシアに到着したら、空港で使いますので、すぐ開けるようにしておくことをお勧めします。

(5)マレーシアでの結婚登録に必要な書類を日本で取得しておく。

マレーシアで結婚手続き予定の方は、日本であらかじめ、戸籍謄本の原本を3部発行していってください。

そういう私も今日時点ではフルロックダウンにまんまと巻き込まれ、まだ結婚登録手続きの途中ですが、「戸籍謄本の原本を3部」さえ持っていれば、あとはマレーシアで手続き可能です。（在馬日本大使館にも確認済み）

コピーではなく原本提出を求められるので、原本である必要があります。

（マレーシアから遠隔で取り寄せもできますが、持っているに越したことはありません）

●戸籍謄本（原本）× 3部（発行から3ヶ月以内のもの）

提出時、発行から3ヶ月以内でないといけないので、早めに取得しないようにしたいところです。

2021年6月現在、マレーシアはフルロックダウン中のため、結婚登録の手続きのために行く必要がある場所（JPN、外務省など）は軒並み全てCLOSEしており、必然的に手続きに時間がかかります。

このコロナ禍では何が起きるかわからないので、日本から取得していく書類もなるべく渡航ギリギリに発行し、有効期限に猶予を持っておくのがベストです。そうでないと、途中で書類の期限が切れてしまう可能性があります。

●パスポート顔写真ページのコピー×3部くらい

これはあったら便利かな、程度ですが、マレーシアでは日本のようにすぐそこのコンビニにコピー機があってどこでも印刷ができるなんてことはナイので、念の為、事前にコピーしていくと便利だと思います。フルロックダウン期間中だと印刷屋さんも軒並みCLOSEしています。

(6) 海外転出届け / 住民税一括支払い など日本を出発する準備をする。

こちらは長くなりそうなので、また別でまとめます。

(7) 英語の陰性証明書の取得

出国前3日以内の陰性証明書を英語で取得する必要があります。

私は家の近所で正式なクリニックがあったのでそちらで受けましたが、心配な方や近くにない方は、マレーシア入国条件を満たしている成田空港PCRセンターで受けるのが確実だと思います。WEB予約可能、結果が出るのも最短2時間と早いようです（混雑状況による）

2021年4月下旬にルールが若干変わり、それまでは日本からの入国者は任意提出（提出すると隔離期間が数日短くなる）だったのから「必須」となりました。

①検査タイミング

この証明書取得が「3日前」なのか「3日前以内（2日前でも1日前でもいい）」なのかがいつも物議を醸していますが、私の渡航タイミングでは「3日前以内」という見解であると大使館から正式表明されました。

具体的に言うと・・・

5月13日11時20分発の便で、5月10日14時半頃にPCR検査を受け、陰性証明書を5月11日に受け取りました。

発行される陰性証明書には検査日時（時間も）印字されるので、やや注意が必要ですね。

細かい話ですが、検査時間が早すぎる（11時半とか）と、万が一便が遅延した時に「3日前以内」から外れてしまうかも…と思い、微妙に午後にしておきました（心配しすぎかも^^;）

②検査手法

「RT-PCR又はRapid Molecular」と発表されています。

日本のクリニックでは多くがRT-PCRではないかと思います。

③検体採取法

私の時は唾液検体は認められていませんでした。「鼻咽頭スワブ」が確実だと思います。

以上3点は、これまでもたびたび変更が出たりしていたので、大使館HPなど公的機関からの情報を必ずご確認ください。

在馬マレーシア大使館HP

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ここまでやったら、あとはドキドキしながら出国日を待つだけです。

次回は「出国直前の書類最終チェック」「隔離期間にあったら便利だと思ったもの」などについてまとめます。