コロナ禍における日本人と中華系マレーシア人の国際結婚＠マレーシア手続き

コロナ禍における日本人と中華系マレーシア人の国際結婚＠マレーシア手続き

こんにちわ🇲🇾

今回は「コロナ禍における日本人と中華系マレーシア人の国際結婚＠マレーシア手続き」についてまとめます。

 今日時点でもまだ最終完了していませんが、先が見えてきたので一旦記録。

本来はもう少しシンプルで、短い期間で済む手続きも、コロナ禍でかなり振り回されました。

★中華系マレーシア人が「非ムスリム」の場合の手続きです。イスラム教徒のムスリムの方との結婚は、手続きが異なりますのでご注意ください。

★2021年6月からマレーシアはフルロックダウンになったため、通常予約が必要のない場所も、どこに行くにも全て事前予約が必要でした。

■日本で事前にしていくこと

戸籍謄本原本 3部

各所で原本とコピーの両方提出を求められることがあるので、3〜4部あると安心だと思います。

日本人パスポート写真ページのコピー

婚姻手続きに限らずだと思いますが、何につけてもパスポートコピーの提出を求められます。

多めにコピーしていくと、現地でコピーする場所を探す必要もなく安心です。

日本と異なり、超便利なコンビニというものは存在しません。（あるにはあるけど、あんなに便利じゃない）

街中に散財している「MAIL BOX ETC」というところで印刷はできますが、近くにないと結構困ります。

私は現在は、プリンターを自宅に購入しました。

それでは、私が実際に動いた行動履歴を、日程を追って記載していきます。

※これは2021年5月〜6月の情報で、都度状況は変わると思いますのでご参考までに。

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2021年

■5/13 マレーシア入国（入国方法はコチラにまとめています）

■5/26 ホテル隔離終了

■5/28 在マレーシア日本大使館で「婚姻要件具備証明書」「出生証明書」の取得申請をする

場所：No.11, Persiaran Stonor,Off Jalan Tun Razak,50450 Kuala Lumpur,Malaysia.

https://www.my.emb-japan.go.jp/itpr_ja/annai.html

必要書類：

・日本人パスポート（コピーも）

・マレーシア人ICカード（コピーも）

・日本人 戸籍謄本 原本1部

・証明発給申請書（大使館にあります）

大使館の予約はコロナ禍でなくてもメールにて受け付けています。

私は日本出国前に事前予約をとっていきました。

大使館入り口で予約日時確認、入館書類に必要事項記入、荷物検査（X線検査ゲートみたいなの有り）、携帯電話は預けて入ります。（建物内に携帯持ち込みできません）

中に入ると「証明発給申請書」がご自由に的に置いてあるので、必要事項記入と以下の項目にチェックを入れて自分の番号が呼ばれるのを待ちます。

・婚姻要件具備証明書英文 1部

・出生証明書英文 1部

婚姻要件具備証明書とはいわゆる独身証明書です。

在マレーシア日本大使館で取得する書類は英文で出してもらえるので、翻訳する必要もなく、そのままその後の手続きに使えます。

行った日は申請のみで、受け取りまでは土日祝日を除く4営業日かかります。

取りに行く日の予約表をもらってこの日は帰りました。

※ここで6月よりフルロックダウンに入ると発表あり（爆死）

■6/3 在マレーシア日本大使館で「婚姻要件具備証明書」「出生証明書」を受け取る

予約した日時に受け取りに行きました。

申請料「90リンギット」を支払いました。（各書類 45リンギット）

※大使館だけはロックダウン中も必要最低限の業務は開けてくれていました。

※本来なら、この後すぐに予約なしで外務省にいけたはずでしたが、フルロックダウンになり、外務省も6月からCLOSEしてしまったため、ここで一旦ストップ。

・・・6月一ヶ月は何もできずにひたすら家で過ごす毎日でした・・・

※7/1より政府関連業務がスタートするらしい、という噂を聞きつけ、外務省にメールしたところ、7/1よりメールで予約受付するとのこと。早速メールで予約をして、7/2予約をゲット。

※10km以上の距離の移動、州跨ぎの移動は、全て事前に警察で許可証をもらう必要があったので、全ていちいち前日に警察に行って許可証発行をしていました（くそめんどくさい）

■7/2 外務省にて、大使館で発行した「婚姻要件具備証明書英文」と「出生証明書英文」に認証スタンプを押してもらう

場所：MINISTRY OF FOREIGN AFFAIRS MALAYSIA, WISMA PUTRA, NO 1, JALAN, WISMA PUTRA, PRECINCT 2, 62602 PUTRAJAYA

https://www.kln.gov.my/web/guest/home

必要書類：

・日本人パスポート（コピーも）

・マレーシア人ICカード（コピーも）

・婚姻要件具備証明書英文 1部

・出生証明書英文 1部

この書類は本物ですよ〜というマレーシア政府からの認証を受けるためのスタンプです。

私たちの場合はロックダウン中で一人しか入れなかったため、私はお留守番で、マレーシア人の彼にいってもらいました。

これは即日受け取り可能で、30分程度で終わってました。

申請料に「40リンギット」支払いました。

※ここでもらった認証スタンプ済みの書類はコピーをとっておく必要があります。

■7/5 JPN＠プトラジャヤにて全書類提出 ＆ 結婚セレモニー予約

場所：JPN No.20 Persiaran Perdana Presint 2, Pusant Pentadbiran Kerajaan Persekutuan, 62551 W.P.Putrajaya

https://www.jpn.gov.my/my/

必要書類：

・日本人パスポート提示

・日本人パスポート顔写真ページコピー

・入国時のスタンプページコピー

・認証済みの独身証明書英文 原本

・認証済みの独身証明書英文 コピー

・認証済みの出生証明書英文 原本

・認証済みの出生証明書英文 コピー

・マレーシア人ICカード原本提示

・マレーシア人ICカードのコピー

・2人ぞれぞれ証明写真 1枚ずつ（私たちはマレーシアのモール内にあったカメラ屋さんで背景ブルーの結構正式なやつ撮りました）

JPN予約はWEBサイトからできます。

JPNとは国家登録省（JABATAN PENDAFTARAN NEGARA）のことで、マレーシアにオフィスがたくさんありますが、この場合はプトラジャヤでの手続きが必要です。

私たちの場合は、元々5月初旬の段階で「6/8」のJPN予約をとっていましたが、ちょうど6月からロックダウンに入り全てのJPNがCLOSEし、この予約が無効になってしまいましたが、7/1に「あなたたちの予約を7/5に変更します」というメールがきました。

上記必要書類を一通り見せたら、

「プトラジャヤとKL、どちらでセレモニーされますか？」と聞かれたので、

（彼の出生地はKLなので、本来の結婚セレモニー実施場所はKLオフィスのはずですが、なぜか希望地を聞かれました）

KLオフィスは現状まだCLOSEしていて、いつ開くかわからなかったので、

プトラジャヤを選んだところ、「結婚申請書」（以下は掲示されていたサンプル）にその場で記入するように言われました。

それぞれの証明写真を貼る箇所があるので、その場で貼り、申請書を提出。

するとこれにて全てが完了し、結婚セレモニー予約まで完了・・・！

あれ？なんで？そこまで今日できちゃうの？と困惑しましたが、

よくわからないけど超絶ラッキー！

結婚セレモニーの予約は今からだと最速で9/7ですがどうしますか？と言われたので、

最速のその日でお願いしました。

ほんとは大安とか選びたかったけど、そんな猶予は1ミリもなかった・・・。

この9/7までの間に、JPNの掲示板で私たちの書類が掲示され、

「この2人が結婚することに異議はないか？」ということが審議されます（ないだろ普通）。

この期間は最低21日間必要だそうです。

なので、どんなに空いていて早くても、全ての書類を提出してから21日後でないと結婚が完了しません。

でも基本的には予約が混み合っているので、ちょうど21日後にセレモニー予約をとることは至難の技だと思います。

私たちの場合は7/5に申請して、9/7に結婚完了。

ここから2ヶ月はまぁまぁ長いけど、もはや無事に行程を乗り越えた喜びしかない。

セレモニー予約表（↓）の書類を受け取り、特に支払いもなく、この日は30分程度でスムーズに終わりました。

セレモニー当日は「30リンギット」支払うことや、服装の注意、持ち物などが記載されています。

■9/7 結婚セレモニーを執り行い、結婚証明書をもらう（結婚成立）

JPNプトラジャヤにて、結婚する本人たちと証人となる家族を連れて、セレモニーをおこない、そこで初めて結婚証明書をもらうことができ、晴れて夫婦となります。

そこから「配偶者VISA申請」という新たな闘いが始まるのですが・・・。

こちらはまた追って。

■VISA/PASSについて

そしてまだ大きな問題を抱えています。

それは私がマレーシアに滞在できるSocial Visit Passの期限が迫っていること。

冒頭に記載の通り、私は5/13に90日間滞在できるSocial Visit Passを発行されて入国しているので、その期限は8/10。

8/10を過ぎると不法滞在者ということになってしまいます。

ただし、今はコロナ禍で移民局や政府関連の業務がストップしたりもしてるので、

この1年はVISAやPASSが切れてしまっていても、その都度、延長措置の猶予が与えられたり、割とその辺りはグレーゾーンだとされていました。

実際、私も先日、奇跡的に一瞬開いた移民局に行って聞いてみましたが、切れてしまっても仕方がない、の一点張りでした（さすがマレーシア）

例え更新申請したくても、ロックダウンやMCOで各所CLOSEしてるから誰も何もできない＝咎めることもできない、ということですね。

でも、上記9/7の結婚セレモニーの時点で、もし私の滞在PASSの期限が切れていると、セレモニーを行うことができない、と言われました。（そりゃそうだ）

私のPASSは8/10で切れるので、このままいくと当然できない。

そのため、来週あたり再び移民局へ行き、PASSの延長措置 or marriage purpose visaへの切り替えを申請する予定です。

これも通常できて1ヶ月延長と言われているので、その後どうなるかはもはや何もわからない・・・。

とりあえず、結婚の道筋は見えた！

あとは滞在期間の延長をトライするのみ！

今年中には手続きが全て終わって、安心して過ごせているといいなぁ(´ . .̫ . `)